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洗濯機の給水ができない時の故障診断手順

今回は洗濯機の給水ができない、また給水エラーが表示される時のお家でできる診断手順をお話しさせていただきます。

目次

給水ができない時の診断手順

給水動作の工程を確認 してみましょう

まずは洗濯機がどのような工程(手順)で給水動作するのか 簡単に説明させていただきますね。

❶電源を入れスタートボタンを押します。

❷パルセータが左右に回転し、お洗濯物の重さ(負荷)を測り水量を決めます。 ドラム式はドラムが回転して重さ(負荷)を測り水量を決めます。

❸約1分程すると給水が始まります。お風呂のお湯取りを設定していると水道のお水が少し給水されてすぐ止まり風呂ポンプがブーンと音を出しながらお湯取りをします。

❹お水が水槽内に貯まっていき、一定時間内に設定された水位になるとパルセータやドラムが大きく回転して「洗い」が始まります。

 

専門用語がたくさんでてきて少し難しく感じると思います、全部を理解しなくても大丈夫なので、なんとなく順番に動作していくんだなぁくらいにイメージしていただけるとありがたいです。

洗濯機に限らず電化製品の故障診断は「この工程でこう動作する」という流れを確認しながら「どうして動かない?」原因を探していく作業になります。 

 

故障診断の進め方

まず給水動作の流れを簡単に説明させていただきましたので、ここからは先程のそれぞれの動作手順にあわせてもう少し詳しく説明して行きますね。

電源を入れてスタートボタンを押す

もし電源を入れてもランプが点灯しない、またスタートボタンを押しても反応がなければ一度電源を切りコンセントを抜きます、10分程してからコンセントを差し電源を入れて再度スタートボタンを押してみます。

それでも反応が無い場合は操作回路基板やメイン回路基板の故障の可能性が考えられます。ご購入店、またはメーカへ点検修理依頼をしましょう。

コンセント側の故障が心配な時はドライヤーなどをコンセントに差して動くか確認されてみられると良いかと思います。

 

お洗濯物の重さを測り水量を決めます

標準コースで洗濯をされる場合は洗濯機が自動でお洗濯物の量を測り水量を決めます。

ただし測るのはお洗濯物の重さなので、例えば濡れているお洗濯物だと少量でも高水位になる場合があります。

そこで点検方法は、まずお洗濯物を入れず空の状態でスタートを押してみます。重量検知を完了すると水量が表示されます。正常であれば最低水量(手動のみランプが有る機種は最低水量と低水量が点灯)を表示します。

もし、空で運転して最高水量を表示した場合はモータ、軸受けの故障やお洗濯物の巻き込み等が考えられます。

また、重量検知が完了しない、水量が表示されない場合も故障の可能性があります。

 

給水が開始されます、お湯取り動作になってませんか?

実は「給水ができない」ご依頼で案外多いのが「お湯取風呂ポンプ」設定が入ってただけで故障ではなかったケースです。

自分では意識してなくて、お洗濯物の出し入れの時に操作パネルを触ってしまい設定されてしまっている事が多いようですね。

給水がすぐ止まり、聞きなれない「ブーン」と言う音がする時は「お湯取設定」が入ってないか確認してみて下さいね。 

 

 

給水が始まって一定時間内に給水が完了しますか?

給水が開始され一定時間内(10分~30分メーカによって様々)に設定水位まで水が貯まらないと「給水エラー」表示をして運転が停止します

もし「給水エラー」が表示された場合は蓋を開き水槽にお水がどれだけ貯まっているか確認しましょう。

ここで考えられるパターンは3つになります。

❶水が満水まで貯まっている・・・水位検知部の故障

❷水が入ってもそのまま排水ホースから流れでてしまう・・・排水系故障

❸貯まってはいるが量が少ない、または全く入っていない・・・給水系故障またお家の水栓(蛇口)の故障や水圧不足などが考えられます。

 

 

 

また、地下水や井戸水をご使用されているお家の場合は「 給水フィルター」にゴミが詰まっ ている場合があります。

本体の給水ホースを外し網(メッシュ)のフィルターを歯ブラシなどでお掃除します

 

パナソニックさんのホームページで詳しいお掃除方法をご説明されておられます。

 

 

止水機能付きの水栓」について少しご説明をさせていただきます

止水機能付きの水栓 は例えば地震などで洗濯機が倒れたり移動したりして給水ホースが外れたりすると水栓の「オートストッパー」が伸びてお水を止める機能があります。

このタイプの水栓はほとんどのご家庭ですでに設置されています、特にマンションなどでは下の階の方にご迷惑がかかってしまうため必須となります。もしお家でまだ付けておられない方はホームセンターなどで「ニップル」と言う商品名でアタッチメントが販売されていますので取り付けされる事をおすすめします。

 

 

ニップルL型

 

 

ニップル直型

 

止水機能付きの水栓オートストッパー 解除方法

最後に先程お話しさせて頂きました 「 止水機能付き水栓 」や「ニップル」のオートストッパー を解除する方法をご説明させて頂きます。

イザと言う時大変助かるオートストップ機能なのですが、お掃除をしようとホースを付けたまま洗濯機を移動したりウォーターハンマー現象(水道配管内の急激な水流の変化による衝撃)で意図せずストッパーが働く場合がまれにあります。

ストッパーが働くと給水のお水が流れなくなり、何より給水ホースが蛇口の水栓にささらなくなってしまいます。

 

 

ストッパーを解除するためにまず水道管内の水抜きをします

❶お家の本管の元栓(止水栓)を止めます。通常元栓は水道メータボックス内にあります、戸建てのお家なら敷地内の道路よりにマンションなど集合住宅なら通路のボックス内にあります。ハンドルを右に回すと閉まります。

❷洗濯機置き場の近くの蛇口(洗面所や浴室など)を開きます、お水がでなくなっても開いたままにしておいて下さいね。

❸ 「止水機能付き水栓 」や「ニップル」の先の白い部分をまっすぐ何度かに分けて押します、 大抵 2~3回押すと白い部分が金属の部分にほとんど収まるくらいにさがります。

❹給水ホースを洗濯機本体と水栓につなぎます。

❺先程開いた蛇口(洗面所や浴室など)を閉めます。

❻元栓を開きます。

 

ストッパーはプラスチック製なので工具などで無理に押したり引っぱったりすると変形したり折れてしまったりします、ご注意して下さいね。

 

まとめ

今回は洗濯機の給水動作についてお話しさせていただきました。多少でも何かのご参考になれば嬉しく思います。ありがとうございました。

 

 

 

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